早いもので

sarumania2006-01-21

2006年も21日過ぎ、残すところあと344日。
こうカウントダウンしていくと、少しは一日一日大事に過ごせるような気がします、漣です。
新年明けましておめでとうございます。

すっかりご挨拶遅れてしまい、全国24万人の漣コラムファンのご貴兄には失礼ブッコキまくりの年明けでございます。

謹んで詫び申し上げます。


さてさて、年末のカウントダウンライブを終え、元旦を都内で過ごした私は2日から実家に帰っておりました。

冷静に考えてみると、年々年老いていく両親と過ごせる時間も、そうそう莫大にあるというわけでもなくなってきているわけで、今更ながらに可能な限り帰るようにしようと考えての帰郷でございました。


小さい頃の私は、遠い将来両親と死に別れることを想っては、毎夜毎夜枕を濡らしておりました。

本当に悲しくて寂しくて・・・
小学校の中学年くらいまではそんな感じだったように思います。

よって地区の子ども会のキャンプなど、泊まりとなると行けませんでした。
両親と離れて夜を過ごせなかったのです。


そんな私も今では花の都大東京、新宿の夜の帝王として幅を利かせているのですから、人生なんてわからないものです。


実家ではテレビの前のコタツの一席で、寝る時間以外のほとんどを過ごしました。
見事に動かなかったなぁ〜・・・出かけたのは墓参りくらい。

両親のもとから片時も離れたくなかった幼き日の研ちゃん坊やに戻っていたのかもしれません。



5日の夕刻。母親に最寄り駅まで車で送ってもらいました。
車を降りる時、いつもなんですが、切ないような寂しいようなありがたいような、あいまいで複雑な感情に苛まれます。
ただ確かなのは後ろ髪引かれるという思い。


いろんな人生があり、メジャーリーガーになる子を持つ親、2世帯住宅を購入した子を持つ親、犯罪者を子に持つ親、親より先に逝く子を持つ親、それぞれに親の立場で思うことがあるのだろうが、私の両親はこのバカ息子をどんな思いで見送っているのだろう・・・






いつまでもフラフラしているわけにもイカンなぁ・・・









明日は、2006年一発目、渾身のワンマンショウ。年オトコの大舞台。いざ尋常に勝負じゃけぇ!









*写真はわが町高砂市とお隣の加古川市を分かつ清流加古川