このコラムはCHURU-CHUWのマンボー、                      そしてleaf of reasonのズキュン富山と同時更新でお送りしております。

sarumania2007-05-30

マンボー⇒http://diary3.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/churu-chuw/?all=1
ズキュン⇒http://www.alfoo.org/diary12/leaf_diary/



漣研太郎&MAMBO&トミーで結成された旅行クラブ
略して
鳳一家慰安旅行トリオ「懲役帰りだお富さんズ」
こんにちわ、今日ばかりはキングの肩書きをお休みして普通の男の子ケンタロウです。



それはデュークの新バンド「吹ゞ」のミクシィコミュが出来た日、
心労に心労が重なり白髪の増え方が尋常じゃない私にとって久しぶりの心の洗濯の日がやってきた。



朝の9時に菊名の駅でマンボー号と待ち合わせ。
とくダネ!でオヅラさん、いや小倉さんの髪の生え際を夢中でチェックしていると予定の電車に乗り遅れそうな時間に!
あわてて飛び出して駅まで猛ダッシュ

なんとか滑り込みセーフで電車は動き出した。

予定通り菊名に到着するのが9時5分。
あ!5分オーバーだ・・・


9時03分


そろそろ菊名に到着だ。どっち口で待ってるのだろうと思いマンボーにメールしてみた。
するとほどなく電話が。

しかし電車の中は通話禁止。社会のルールに五月蝿い私がルールを破るわけには行かない。
ここは着信を無視して駅に着いたらこちらから架け直すとしよう。

9時05分 
菊名に到着。
タイミングよくマンボーからメールが来た。
『ベルズ口にいらして欲しいのですが、と言いますか電車を降りたら一度電話いただけませんか
使えない富山がちょいとやらかしまして・・・』

何をやらかしたんだろう?富山がやらかしたといえばカラオケ大会でズキューンドキューンと、DA PAMPのゴキゲンだぜ!を歌って皆を不機嫌にさせたことぐらいしか・・・

あっそういえば、鳳一家の芝居の時、看護婦役のマイコに、「俺は患者さんだろ」というところを「俺はお客さんだろ」と通い慣れたイメクラと勘違いした台詞を吐いたことぐらいしか・・・

何があったんだろう・・・

ブルルル・・・ブルルル・・・
あ、マンボーだ!
『もしも〜し』

マンボー『あっ、おはようございます!!まんぼーですが!ちょっと遅れそう なんです!!』

私『どうしたん?』

マンボー『いや、実は富山がですね…』

どうやら富山がマンボーの家まで車で来たらしいのだが、家の前でバッテリーがあがってしまい充電したりなんだかんだであと30分はかかるというのだ。
そういう事情なら仕方がない。
のんびり待つとしよう。

私『ほんならコンビにで待ってるわ』

マンボー『スイマセン!!ほんと申し訳ないです!富山にはきっちりヤキいれときますんで!』

またひとつやらかし伝説を作った富山に感心しながら、デスノートに富山の名前を書いておいた。

あ〜こんなことなら前忠さんの「俺の話を訊け!」まで観れたのになぁ・・・



朝食を摂ってなかったので、コンビニで十穀米おにぎりと黄色い野菜生活を買った。

コンビニの外で野菜生活を一気に飲み干した後、おにぎりを老人のように食った。


あ〜いい天気だなぁぁぁ・・・
抜けるような青空に今まで闘いの中で散っていった強敵(とも)の顔を浮かべ、気がつけば口笛で「愛をとりもどせ!」を奏でている俺がいた。

9時20分

そうだ、車の中でなんか飲むだろうからコーヒーやお菓子などテキトーに見繕って買ってこよう。

私は再びコンビニに入り缶コーヒーとブッラクと、カールの新しい味「じゅわ〜とカールねぎ塩カルビ味」と、きのこの山の新しい味「赤ぶどうと白ぶどう味」を買った。

私はカールは基本的にうす味が好きなのだが、最近でこそこちらでもうす味が楽しめるが、関東は昔はカレー味とチーズ味しかなかったと聞いた。
うまい棒でもそうなのだがあの甘いテイストのカールは何とかして欲しい。なくなってくれてもいいと思っている。
買わなきゃいいだけの話なのだが・・・


9時32分
またマンボーから着信があった。

マンボー『兄さんスイマセン!今そっちに向かってますんで。ちょっと富山に換ります』

富山『あっ!!…もしもし』

私『君がバッテリーを上げて私をこんなにも待たせている富山君かね?』

富山『いやっ、あのう…スイマセンでした!』

私『いや、別にいいんだけどね、アレだよアレ!』

富山『え!なんでしょう?』

私『この落とし前はきっちりつけてもらうよ!』

富山『いやっ、その〜』

私『何も命まで獲ろうってんじゃないんだよ!ホラわかるだろ?アレだよアレ!慰謝料出さんかいっ!』

富山『すいませんでした!!』
(声でけぇぇぇ)

私『いやなら君が少年に興味があることバラしてもいいんだよ・・・」

富山『いや!!それはちょっとぉ!!!!』

私『アレもイヤこれもイヤで、この渡世渡っていけると思ってんのか、このシャバ僧がぁぁぁぁぁぁ!』

富山『どうか、どうか堪忍して下さいっ!ううう・・・』

私『じゃあこの落とし前は管理不行き届きということでマンボーにケジメつけてもらうから!』

富山『ありがとうございます!それでは着く時にまた連絡します、じゃあ失礼します!!』




小粋なカンバセーションを終え、じゅわ〜とカールを食べようかどうか思案しているとマンボーと
富山が走ってきた。

『スイマセンでしたーーーーーーーーッッ!』

10時08分
恐縮しきった富山が可哀相だった。きっとマンボーにあることないこと言われて脅されたに違いない。


私『車の方は大丈夫なの?』

富山『ええ!ほんとスイマセンでした!ううう・・・』

マンボー『ささ、兄さんあちらに車がありますんで』


こうして車に乗り込む三人
車に乗るという行為だけでも目的地によって何故に心持ちがこうも違うのだろう。
晴天にも恵まれまさに観光日和。ウキウキしちゃうわさ!


私『マンボーはコーヒーあるの?』
俺『ありますんで大丈夫です』

私『無くなったら言ってや、さっきコンビニで買うといたから』
俺『…はい』

私『トミー?何か飲む?』

富山『いただきます!!』

私『トミーはブラックでいい?』

富山『はい!』
私『ほな、はい』

富山『あ!ありがとうござ…』

ブラックはブラックでも富山に手渡したのは黒エビス。ビールである。
バッテリー事件で肝を冷やしたであろう富山に対する労いのビールである。



ポツ…ポツ…
ザーーーー!!


雨です

富山『自分、どっか出かける時って…雨降るんですよね…』

マンボー『富山ー!!』

さっきまで快晴だったのが嘘のように暗雲が立ち込めている。
まるで今日の富山の行く末を暗示しているかのよう。

私『てめぇ表でろぉぉぉ!』

マンボー『富山…近くの駅で降ろすから帰ってくれ』

富山『いや〜勘弁してくださいよぉ』

三人『どひゃひゃひゃひゃひゃ〜!!!』


鳳流ジョークが飛び交う中そんなこんなで辺りは温泉地っぽい佇まいを見せていた。


12時05分
目的地に到着

富山『ほら!見てくださいよ!』

いつしか空は晴れていた。

青々とした紅葉の葉にキラリと光る雨露のように富山は今日イチの笑顔を輝かせていた。


よっしゃー頑張って癒されるぞ!頑張る必要はないと思うが、そんなやる気マンマンな面持ちの三人であった。

「男ならタオルで前を隠すべからず」を座右の銘にしている私はどーだーと!フル回転させながら突入していった。
洗い場では私の隣にトミーが。

富山『兄さん背中流しますよ』
そういえば富山には鳳一家の芝居の打ち上げの時にも背中をながしてもらったっけ・・・

私『ありがとう!前も流してもらったなぁ〜嬉しいなぁ!あんまり強くこすったら昇り竜が消えるから気をつけてちょ!』
富山『はい!承知しております』

マンボーは既に湯に浸かっていた。

私『トミーも流そうか?』
富山『いや自分はあとでいいんで先にどうぞ!』
心遣いが嬉しい。



山を切り開いて作った温泉で、山肌に露天風呂があるのだが、一番高いところにある直径2メートルぐらいの風呂を陣取って、あーでもないこーでもないと人生相談、音楽の話、マンボーの抜け毛相談などをひとしきりやって腹減ったねと、一旦出ることにした。


施設内の料亭に向かい昼からしゃぶしゃぶパーティー
窓を見下ろすと川が流れている。いいねぇいいねぇと箸もビールも進む進む!
本来私はビールは嫌いなのだが、ビールしかないので仕方なくビールをば。エビスの黒を。
醤油みたいな味だった。

結果三人でお値段!なんと!!!
テープ十巻もメモリーカードも付いてませんよ!当然!

いや、でもたまにはいいやたまには。たまにはプァ〜とやんなきゃやってらんまいよな!
などと負け惜しみを言いながらお昼寝の間へ・・・


俺とマンボーはマッサージチェアーに座り、コリにコッたカラダをほぐした。
富山は川沿いの仮眠マットで横になっていた。
おそらく隣に寝ていた少年狙いでの行動であろう。


父の日にマッサージチェアーをかってやろうと思ったが高すぎて断念した話、マンボーの抜け毛相談などしていると200円30分を使い果たし畳のある個室へ。



私『あれ?トミーは?』

俺『川がぁ!川がぁ!!って言ってましたから来ないと思いますよ』

私(少年狙いのクセに…)








2時間ほど仮眠をとったあとまたまた温泉へ。
辺りはだいぶ薄暗くなってきており、露天風呂を照らすオレンジの間接照明が幻想的だ。

洗い場では左からマンボー、私、トミーの順に並んで座った。

私『トミーの背中流してなかったな流そうか?』
富山『あ、じゃあお願いします』
私『おっさんに流されても嬉しくないかぁ、やっぱり少年じゃないと…』
富山『勘弁して下さいっ!』



それを見ていたマンボーがじゃあ俺は研兄の背中をと流してくれた。
その後俺がマンボーの背中を流し、マンボーが富山の背中を三人で輪になって流しっこした。


急遽立ち上がった企画で日帰り旅行であったけどとてもとても癒されましたわいな!



夕食は新横まで戻ってから安安で焼肉パーリー!私の大好きな厚切りベーコン祭り!
話題も大いに盛り上がり、マンボーの育毛自慢からトミーが鳳一家に入ったズキューン富山誕生話まで、ここでも少年の話を振られ、踏んだり蹴ったりの富山。
考えてみたら富山にとっては全く癒しの旅になってなかったのでは?

24時05分
最終の電車に乗り家路へ。


心も体も胃袋もたっぷり堪能素晴らしい休日(一部フィクションも含む)でございました。

マンボー、トミー、ありがとう!




*写真は安安で店員に無理やりケータイカメラのシャッターを押してもらうイモ欽トリオ
左からわるお、でかお、ふつお。