第7シリーズが始まりましたなぁ

sarumania2004-10-15

私は周知の通り金八フリークでございます。昭和54年に第1シリーズが開始されて以来ずっとでございます。一時は金八に憧れ教師を志したこともあるくらいなのでございます。今年でなんと25周年だそうで、誠におめでとうございます。
今まで自分の中ではくさったミカンでおなじみの第2シリーズ「卒業式前の暴力」が最高峰でした。卒業生代表加藤優の卒業生答辞は今でも空で言えるほどです。加藤が答辞を読むことにざわつく中「うるせぇ〜!黙って聞けーっ!」から始まるのですが・・・それはまたの機会に譲るとして、前回の第6シリーズはこの25年間ずっとトップ1に君臨し続けた第2シリーズを抜きました。
第6シリーズは今までの3-Bのなかでも特に問題が多く、それに加え父親が教え子を刺し殺した成迫政則、性同一性障害で心を閉ざす鶴本直のふたりの転校生、そして極めつけは息子の幸作の悪性リンパ腫の発病とまさに怒涛の問題ラッシュで、しかもそのひとつひとつが一筋縄で解決しないことばかりなのです。
今回(と言うか前回になりますが)は金八先生が自分の無力さに立ち尽くす場面が何度かあります。特に直が教室で思わずカミングアウトした時の金八先生の情けない顔には胸を締めつけられました。(詳しくはビデオかDVDで)
第6シリーズの勝因はなんと言っても上戸彩の鶴本直でしょう。とにかくむちゃくちゃいい!武田さんのお気に入りなのもうなづけるのです。
ていうか、なぜ今頃6の話を熱く語っているかと言うと、本放送時には見ていなかったのです。で、今回の第7に先駆けての夕方の再放送で初めて拝見したのです。
しかしながらここのところ非常に多忙だったため、最終回までの7話ぶんがDVDにたまってしまっていたのでした。今日から第7が始まるのでそれまでに見終わらなければと、昨日6話ぶん一気に見たのです。そして最終話。本放送の時は確か2時間スペシャルだったハズなのですが、再放送では1話ずつ2日に分けられてました。
お馴染みの卒業生答辞は鶴本直。男性であることを3-Bの仲間にカミングアウトしたため、卒業式にスカートで来ることは男子として受け入れてくれたみんなを裏切ることになると、スーツでの登場。制服で来なければ卒業証書を渡せないと言う千田校長とひと悶着あるのだが、非礼を詫びたあと直はこう続ける。「自分や成迫に生きる勇気を与え、3-Bをひとつにまとめあげた坂本先生をどうして本校から追い出すのですか?」と。教育方針の違いからたびたび金八とぶつかる校長は金八の追い出し工作にも動いていた。
乾先生ら同僚も聞かされておらず大騒ぎのなか中断になってしまう卒業式。成迫から連絡を受け第5シリーズの兼末健次郎ら元3-Bも駆けつける。
ここでエンドロールが流れる。「おおぉおっぉーーーーーーーっ!金八っつぁ〜〜〜んっ!!!!」慌ててプログラムをスキップし翌日ぶんに・・・・・・

アレ?なんか様子がおかしい・・・ひと段落してるぞ??もしや!?
な、なんとその時のTVブロスを確認するといつもより30分早い時間からになっているではないか!?!ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」








しばし放心状態だったのですが、本放送時のビデオを残してあったことを思い出した。毎週きちんと録画していたのですが、あまりにもたまり過ぎて見ていなかったのです。一刻も早く続きを見たい私は何百本もあるビデオテープの中からだいたいの当たりをつけて奇跡的に一発で見つけ出し、号泣号泣のなか物語は幕を閉じたのでした。
「金八っつぁん、あんたサイコーだよ!俺もあんたの生徒になりたかったよ・・・・金八っつぁんフォーエヴァー・・・」



さて、至上最悪といわれる第7シリーズの3-B。早くも悪戦苦闘の金八。また楽しみがひとつ出来た!


*写真は私の中学の時の担任、西中島先生(国語)。