3月9日

sarumania2007-03-10

約70日ぶりにピストルモンキー(ズ)は動き出した。
前ベーシストキナミ・ファイナル脱退からの苦しい70日。
新しいベースは見つかるのか?メンバーのモチベーションは保てるのか?サルマニアは待てるのか?体脂肪は燃やせるのか?
泣き言を言うつもりなどないのだが、この復活に向けかなり魂をすり減らしたのは事実だ。
正直若かりし頃のように、好きだから、楽しいからだけで進めない様々な壁が立ち塞がり、今までの人生これからの人生、少子高齢化社会問題、給食費未払い問題いろんなことを深く考えた時間だった。
申し訳ないが皆の衆には全く関係のないことで、皆の衆にはステージに立ってキラキラ輝いてる姿、楽しめるかどうかだけを観てもらえばよいのだが・・・なら書くなよ!って?そうなのだ書かなくても良いのだが書かずにはいられなかった・・・何だろう・・・思わず溢れてしまった心の膿、みっともない汚物と思いご勘弁願いたい。
9日が終わる前に書けば不安を与えるだけなので、復活を観てもらうまでは何も書けなかったんだな。

 
アーティスト=芸術家と考えるならば、私は決してアーティストではない。便宜上アーティスト(=ミュージシャン)と名乗るが芸術家ではない。
芸術というものが内から溢れてくる衝動のみで成り立ち、人の評価に左右されないものであるなら、そんな高尚な思想は私にはない。
17の時初めてステージ立ってから、もっと言えば教室でバカをやり始めた小学生のだった頃から、私は絶えず人を意識してきた。それはクラスメイトであり、観客であり。私の衝動は人に見てもらうところから始まっているのだ。
人に見てもらわないと何も始まらないのだ。
だから観客のいないステージはありえない。自己完結できないのだ。
よく自己満足のライブをオナニーライブなどというが、真の芸術家とはオナニーを金に変えることできる人たちなのであろう。
ではAV女優は皆芸術家ともいえるのでは!?
冗談はともかく(笑)それはすごいことである。そしてそれはとてつもない強さを持っている。
自分には決定的に欠けているもの。


しかし、スタート地点が違うのだ。鶏が先か卵が先かで言うならば、オーディエンスが先なのだ。
チャーリー浜の言葉を借りるなら「君たちがいて僕がいる」なのだ。
だからオナニーは有り得ないのである。

しかしそれはそのまま弱さにつながるのではないか?


そんな自問自答の繰り返し。
答えは未だ出ていない。
サルマニアには見る目があるのか、ないのか。
答えは未だ出ていない。



とにかく時間とお金と愛と好奇心のあるサルマニアの皆々様、その答えをキチンと見届けて下さいや!

*写真は12月29日の打ち上げでのひとコマ。ベーシスト会談。左からワッキー(タンゴアカシアーノ)、キナミファイナル(ex.ピストルモンキー(ズ))、KAZ(ex.DRUG STORE)、ユウジ(Hi-class)。
このときKAZはまさか自分がゴールド興業としてピストルモンキー(ズ)に参加するとは夢にも思っていなかったであろう。ウフフフフ・・・