イヤよ イヤよも夏のうち

sarumania2004-07-21

おかげさまで(来てくれた人ありがとネ!)東京、大阪公演を無事終え、今度は劇団やろうね!とブ厚い絆を固めた漣、三重野、TAKAKo、の三人であった。

さて、今回私は三重野女史の熱いラブコールに答えるべく、「クイズ屋ケンちゃん」という心に傷持つ、いなせな独身貴族という難しい役に挑戦したわけなのですが、登場シーンから大きな歓声を頂き、思わず目頭が熱くなる思いでございました。
ほとんどのお客様が私のことなど知らないに違いないのに、三重野女史の躾が行き届いているのか、熱いお客様だったのか、実は私が密かに人気者だったのか、まさに熱烈歓迎といったムードでした。
ちょっと忘れてた感覚でしたねぇ。まあ三重野女史は頻繁にライブをやるわけではないので、お客様の飢餓感も高いだろうし、会いたい指数もかなりあがってるのは当然のことですが、見ず知らずの私にまであんなに盛り上がってくれたのは、やはり、お客様のライブを楽しもう、盛り上がろうという凄まじいまでのパワーの表れなのでしょうなぁ・・・いやはや、皆様ありがとうございました。

それはそうと、三重野女史とも話してたのですが、自分がメインではないっちゅうのは本当に気がラクなもんですなぁ。私の音楽人生ずぅ〜と真ん中に立ってきてたので、ワキから支える感じがとても新鮮でもあり、ある種責任のない感じと、メインの足を引っ張るワケにはいかないという、いつもとは違う責任感、緊張感を感じながらやってました。

けどやっぱり、音楽にしろ、お芝居にしろ、自分を表現するものがつくづく好きなんだなぁ、ぼかぁ〜・・・と実感した2日間でしたね。
結局私、絶えず誰かに認めてもらいたいと思っているのですな。親に自分をアピールする子供のように。私、ここだけの話、身内や友人の赤ちゃん(または幼児)とかがいると、そこにいる全員の注目が赤子の一挙手一投足に注がれる状況に少なからずジェラシーを感じてしまうのです。ええ、そうなんです。本当なんです。
皆まで言うな、ハイ大人気ないのは承知しております。ハイハイサイテーの大人でございます。・・・ってゆーかね、わたし赤子です。


*写真は公演終了後、お互いのダメ出しをしあい雰囲気の悪くなった楽屋でのひとコマ。左から若漣、このイベントの主役三重野瞳女史、珍妙なダンスでお馴染み高橋美佳子こと、ぱよっ子TAKAKo