「愛していると言ってやれ!」

sarumania2005-11-27

ピストルさん初の大阪ワンマン!
当初チケットの売れ行きが芳しくなく不安と焦燥と挫折感満載であったのですが、おかげ様を持ちまして何とか成功の範囲内ということで、一同胸を撫で下ろし大会でありました。
2nd LINEはステージが狭いので7人乗るとほとんど動けないので本領を発揮するにはやや苦しい所があるのと、大阪初ということで何か特別企画的な色合いを出したかったもので、いろいろ考えた結果、ワンマンでは恒例となっている「サザナミヒットパレード」でピスキッズのナンバーをやってしまおうではないかということになった。
説明が必要だが「サザナミヒットパレード」とは昭和の名曲、歌謡曲を皆様とともに楽しもうという・・・「全く新しいタイプの画期的」なコーナーである。
別に全く新しくも画期的でもないのだが、このフレーズ自体ピスキッズの時に何かと言えば使っており、それを言いたいだけのことで、「」の部分は丸々なくてもよいのだ。
このコーナーではピストルモンキー(ズ)ではなく、演奏はデューク安田とダンシングクラッカー、唄はその時の思いつきで勝手な名前で私がソロ歌手として熱唱するというスタイルをとっている。
もともと司会はサミー得永という私のひとり二役だったのだが、現在では期待のニューフェイス、古いタイプの男前、司会然とした信用のおける男、東海林のりおが担っている。

説明が長くなったが、このサザナミヒッパレは昭和の名曲、歌謡曲、ヒットナンバーからの選曲という縛りでやっていたが、今回はこの縛りを根底から覆す、平成のヒットしてないナンバーということで、ヒッパレの歴史(歴史とは言えないが)から言えばまさに画期的な試みであった。

ピスキッズ時代の曲自体は、既にライブで何度も演っている。因みに「燃えろ円山町」「マロニエ」「悪魔に捧げる唄」「プリズナーNO.5」・・・他にもあったかな?
マロニエ」はもうすっかりピストルナンバーとして定着しているむきもある。と思うのだがどうだろう?

そんな中今回特に画期的と言えるのは、「からさわぎのストップモーション」というシングル曲を演ったことにある。もう1曲は「SUTUDY]。どちらも「KIDS ARE ALRIGHT」というアルバムに収録されている。

せっかく禁を破ってやるのだから、どうせなら当時ファンに人気のあった曲をということでの選曲だ。
イントロに入るとピスキッズ時代からのファンの過剰な歓声と盛り上がりに、私思わず曲頭から歌詞が飛んでしまったのだった。
そして演奏を止めてやり直した。
そういえば昔はよくコレをやっていた。古いファンなら何度も遭遇したことだろう。
ということでコレも演出のひとつであったに違いないと私は思っている・・・

のりおや専務に言われたのだが、ピスキッズを唄っている時とピストルの時では私の表情が全く違うらしい。なかなか興味深い話である。


私が今回嬉しかったのは、ヒッパレで盛り上がっている人(ピスキッズからのファン)が思いのほか少なかったことだ。
東京からの遠征組もそんなにいなかったのも嬉しかった。
え?ナンデ?
それはね、新しいお客さんが増えたというこだから・・・



あっ、そうそう愛しているといってなかったね。
愛してる・・・






                                       セバス





*写真は仮面ライダーデュークとロボット刑事キング